Tadasu Oyama

〈 2017年3月26日 第50回知覚コロキウム にて 〉
写真掲載にあたり、第50回知覚コロキウム準備委員会の慶應義塾大学 田谷修一郎先生ならびに文教大学 増田知尋先生には、格別のご協力を賜りました。心より感謝申し上げます。

大山 正About

   
 故大山 正先生は、1928年(昭和3年)1月21日、東京にお生まれになりました。東京大学文学部を1951年にご卒業後、1961年に文学博士号を取得され、1963年から1964年にかけて、フルブライト研究員としてコロンビア大学に留学なさっています。
 1956年には、北海道大学文学部講師、さらに1962年から助教授としてお勤めになりました。アメリカへの留学から帰国されてまもなく、1965年からは千葉大学文理学部助教授、さらに1968年から教授としてお勤めになりました。1980年からは、東京大学文学部教授として1988年までお勤めになりました。さらに、日本大学文理学部教授として1998年までお勤めになり、この間、1995年から1998年まで学部長の要職に就かれています。その後も、日本大学大学院非常勤講師として2008年までの10年間、大学院生の指導にあたって来られました。
 大山先生は、我が国を代表する心理学者として、視知覚を中心に、実験心理学、心理学研究法、心理学史などにわたって幅広く研究され、学術論文は140編以上、ご著書は60冊以上という膨大な業績があります。学術論文は70編以上を英語で書かれており、またその多くが海外の主要雑誌に掲載され、国際的に活躍されてきました。その多大な貢献から、2007年9月には、「日本心理学会国際賞特別賞」を受賞されています。
 学会においても、多くの要職をお務めになりました。日本心理学会の常務理事を合計12年間、編集委員長を6年間、また、日本学術会議の会員を6年間お務めになっています。日本心理学会、日本色彩学会、日本アニメーション学会では、名誉会員になられています。

市川 伸一 (東京大学名誉教授)


ギャラリー

略  歴Career

1928  東京に生まれる

  学 歴
1951  東京大学文学部卒業
1956  東京大学大学院特別研究生修了
1961  文学博士
1963~64 フルブライト研究員としてコロンビア大学留学

  職  歴
1956  北海道大学文学部講師
1962  同助教授
1965  千葉大学文理学部助教授
1968  同人文学部教授
1980  東京大学文学部教授
1988  日本大学文理学部教授
1995~98  同学部長
1998~2008 同大学院非常勤講師

  学  会  等
1994~2000  日本学術会議会員
1983~89、1992~98 日本心理学会常務理事
1992~98   同編集委員長
2003~    日本心理学会・日本色彩学会・日本アニメーション学会名誉会員
2007年9月  日本心理学会国際賞特別賞受賞
2009年5月  日本色彩学会賞受賞
2017年3月  第50回知覚コロキウム( 慶應義塾大学日吉キャンパス)にて記念講演

2019年12月  永眠


追悼文Memorial Letters

  市川伸一(東京大学 『心理学研究』第91巻 第3号 2020年 209-213)

 外部サイト
 ⇒ 渡邊武郎(ブラウン大学・「基礎心理学研究」 2020年 Vol.38, No.2 292-294)
 ⇒ 小出正志(東京造形大学・「アニメーション研究」2019年 Vol.20, No.2 26-30)


追悼記念号『心理学史・心理学論』Memorial Issue

『心理学史・心理学論』 Vol.20/21 詫摩 武俊・大山 正 両先生追悼号 2020年

  西川泰夫(上智大学)
  サトウタツヤ(立命館大学)
  溝口元(立正大学)

  遺 稿
  研究ノート 『我が国におけるゲシュタルト心理学の導入』 大山正